Suzuki Hikaru
鈴木 輝
【代表取締役インタビュー】ヒトタスが立ち上がった経緯と、最終選考で重視しているポイントをご紹介
Profile
- 入社年
- 2023年8月設立
ヒトタスの最終選考は必ず対面で実施しており、代表取締役である鈴木輝さんも面接しています。
今回は代表取締役の鈴木輝さんへのインタビューを通して、ヒトタスの設立経緯や目指す姿、実際の面接では何を重視しているのかなど、紹介させていただきます!
※※ヒトタスに興味のある方/これから最終選考を受ける方にオススメの記事となっています※※
Q,自己紹介をお願いします
ヒトタスの代表取締役を務めています、鈴木輝と申します。
これまでに他社で営業として管理職を経験後、新規事業企画に携わり、WEBからリアルまで様々な事業の立ち上げやグロースを経験させてもらいました。
2023年にヒトタスの親会社であるアシロに入社し、社長室を経て経営推進部立ち上げと共に統括責任者に就任、その後ヒトタスの代表取締役に就任しました。
ヒトタスが立ち上がった経緯は、アシロでは近くの弁護士・法律事務所を探せる検索サイト「ベンナビ」というツールを通じて、多くの弁護士・司法書士の先生とのお付き合いがありますが、その中で『これ以上仕事をうけることができない』という先生の声が非常に多かったです。
仕事を多く処理するためには弁護士・司法書士を増やさないといけないし、弁護士・司法書士が増える分、それをサポートする事務員さんを増やさないといけないといった事情がありました。
上記のような人的資源の問題に対し、弁護士に関してはHR事業部の弁護士転職支援サービス「NO-LIMIT」で問題を解消しようとしていますが、事務員に関しては未解決のままであったことがきっかけです。
Q,会社の目標や現在している取り組みを教えてください
ヒトタスの目標は「価値ある人材の支援を実現する」ことです。
未経験でも事務職になりたいという方が非常に多い中で、求人数と求職者の割合があっていない実情があります。我々は求人を提供できる会社なので、求職者たちの希望を少しでも叶えられるように、そして、後押しができるようになりたいと考えています。
具体的には、未経験を歓迎しているからこそ、入社後は最大10日間の研修を実施しています。未経験で事務職のイロハがわからない中で現場に入ったときに、十分な研修なく派遣先で放置してしまうと活躍するのが難しいためです。
また、派遣先に配属されてからも不安な状態が続くと思うので、派遣後も定期的なサポートを実施しています。ここは他社と比べてワンランク上かなと自負しています。
月に1回ペースで30分~1時間ほど、必ず営業担当が面談させていただきます。そして、入社から6か月後には集合研修というイベントを予定していて、一度全員がヒトタスに帰ってきて、もう一回マインドセットをする研修を実施する予定です。
また、派遣先に配属されている社員全員に業務日報を送ってもらっています。業務内容をしっかりと書く方もいれば、その時の感情や悩んでいることだったりを書いてくれる方もいます。何かあれば、そこですぐ察知しやすいようにしています。
恐らくこうした取り組みはヒトタスくらいで、ヒトタスに入社された皆さんを派遣社員としてではなく、ヒトタスの正社員として認識しているため、このような取り組みをしています。
Q,面接ではどんなポイントを見ていますか?
大きく分けて3つあります。
1つ目が「今までの就業経験の中で、どれくらい熱意をもって仕事をしていたか」です。エネルギーがある方なのかどうか、力を発揮できる可能性があるかどうかを見ています。
過去の仕事で頑張り続けるのが難しかった方は様々な背景があると思いますが、それがなぜなのか話していただくことで理想の働き方の解像度が上がりますし、不安要素を解消してあげられるかもしれません。
2つ目が「なぜ事務職を選ぶのか、事務職でなくてはならない理由」です。
面接だと、『人のためになりたい』『人のサポートがしたい』と話してくれる方が多いですが、それで終わってしまう方が最終選考を受ける求職者全体の8割くらいだと感じます。
大事なのは、「事務職になることで、自分が何をしたいのか」という点だと思います。それはなにも仕事内容だけではなくて、ワークライフバランスをどうしたいのかを含め、自分にどういう影響があるのかを伝えていただき、その選択肢を考えると事務職が適切だといった動機であれば、わかりやすいなと思います。
また、『感謝されたい』と聞くと、実務のイメージと乖離があるかもしれないよという話をよくします。そこでモチベーションが下がってしまうのではなく、何かしら自分なりの考えを打ち返してくるところが重要だと思っています。そこでうつむいてしまうと、難しい業務に対してネガティブに反応してしまう方なのかな、という印象を持ってしまうことも。
3つ目が「ヒトタスのことを好きになってくれそうかどうか」です。例えば、研修制度が充実していることに対して良いと感じてもらえているのかどうか。
求職者が転職で叶えたい要望が、ヒトタスに入ることによってちゃんと叶えられるのか、ミスマッチがないかどうかをみています。
Q,面接で必ず聞くことはありますか?
前述している中でも特に重視して聞くのは、「事務職でないといけない理由」ですね。
例えば最近、私の子供に「将来は何になりたい?」と聞いたら、美容師やYoutuberになりたいと答えが返ってきました。「なんでなりたいの?」と聞くと、具体的な答えがでてこず、なんか面白いことやってるからという理由でした。
本当に美容師になりたいなら、例えば自分がいつも求めているヘアスタイルにならないのが嫌で、自分ならこういう提案をしたいといった具体的な理由がでてくると思います。ただこれは小学生の話なので、望みすぎなのかもしれません。
大人になってもこの感覚が変わらずにヒトタスであれば仕事内容を重要視しないと、事務職になることがゴールで終わりになってしまうはずです。
その先の目的を明確にしていただくことで、事務職になってからのキャリアビジョンを伝えていただきたいと思います。
Q,どんな人がヒトタスの面接を通過していますか?
明るくて素直な方が多いです。
また、会話や考え方に対して、分かろうとしてくれたり、同調しようとしてくれる方も、多く通過している印象があります。
あとは前述の通り、答えるのが難しい質問であっても、その場で「なんとかしよう、なんとか答えを出そう」と頑張っている方ではないでしょうか。
それを仕事に置き換えると、初めてやらないといけない仕事や難しい業務に相当するのですが、それをどう処理していけばいいのかわからない状態で、なんとなくでも前に進めようとしている人なのかが現れると思います。
ここは教えるのが難しいので、そういった素養が最初からあると、すごく採用しやすいです。
Q,現場ではどのような働き方を期待していますか?
今の事業フェーズは大抵の場合、派遣した就業先で「ヒトタスの派遣1号」になることが多いです。
1人になる可能性があるので、「ヒトタスの顔」として、帰属意識を高く持ち続け、就業先で活躍していただけると、クライアントの期待にお応えできます。スタッフの立ち振る舞いで、ヒトタスの事業自体に影響を与えられる可能性があるのです。
実際に、「ヒトタスからきた社員の立ち振る舞いがしっかりしている」と評価をいただき、その後さらにヒトタスからスタッフを派遣するケースもあります。
自分なりにオーナーシップを持っていただきながら、業務に励んでいただくことに期待したいです。
Q,応募を検討している方へメッセージをお願いします
ありきたりな面接対策は一切不要です!
自分自身が思うことを、ありのままにお伝えいただくほうがミスマッチにつながらないと思います。
面接の場では、ヒトタスで事務職をしたい理由や、理想としている働き方、キャリアビジョンなど、是非率直なお話をお伺いできればと思います。
編集後記
鈴木輝さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!
今回のインタビューを通じて、改めてヒトタスではどのような方が活躍できそうなのか、イメージがより湧きました。
ヒトタスでは事務未経験で不安がある方でも安心して活躍できる環境を整えています。
皆様とお会いできる日を楽しみにしています!