Staff Interview
A.S
【制度を活用して資格取得♪】配属先の正社員に転籍となったA.Sさんに、仕事とスキルアップを両立するコツを教えてもらいました!
Profile
- 入社年
- 2024年8月に転籍
「資格を取得したいけど、仕事とどうやって両立したらいいのかな?」
「会社のキャリア支援を実際に活用しているスタッフの声がききたい!」
事務職として成長したいと思っている求職者の方と面接でお話ししていると、このような意見をいただくことがあります。
今回は、ヒトタスの資格取得制度を初めて利用し、2024年8月から配属先の正社員に転籍となったA.Sさんに、資格を取得したときの勉強方法や仕事に取り組むときの工夫など詳しくお話を伺ってきました!
ページ下部には営業担当の大束さんへのプチインタビューも掲載していますので、最後まで要チェックです♪
≪A.Sさんの入社者インタビューはコチラをクリック!≫
ヒトタスに入社したあとの就業経験も含め、改めて自己紹介をお願いします!
2024年1月にヒトタスに入社し、2024年8月から配属先で直接雇用となったA.Sと申します。
ヒトタスに入社するまでは、プラントエンジニアとして、機械部品の設計や設備内の無人化を促進するロボット開発などに携わっていました。
現在は北海道と東京都に拠点を構える法律事務所の事務職として、パラリーガル業務(来所対応、書類の作成~整理、各関係機関の手続き対応)・経理業務(請求書の作成~送付、経費管理)・庶務業務(所内清掃、備品購入)などを担当しています。
A.Sさんはヒトタスで初めて資格取得制度を利用されてましたね!どんな資格を取ったんですか?
私が取得したのは、日商簿記検定3級です。
実はヒトタスに入社する前から日商簿記検定に興味があって、時間のある時に参考書を読んでいました。興味を持ったきっかけとしては、前職を辞めて事務職になろうと決心した転職活動での出来事です。
事務職をよく理解するために、インターネットで事務職の求人情報を調べていたのですが、募集要項の歓迎要件や必須要件に「日商簿記検定2級」と書いてある求人票が多く、簿記の資格を持っていると事務職としてのキャリアアップの選択肢が増えるんだと知りました。
それから、今後のキャリアアップを見据えて日商簿記検定の資格取得に挑戦しようと決め、まずは日商簿記検定3級を取ろうと思い勉強に励みました。
そのようなエピソードがあって日商簿記検定の勉強を始めたんですね!資格を取りたい方のなかには、勉強したくても行動を起こすまでに時間がかかる方もいると思いますが……A.Sさんが考える仕事と自分のスキルアップを両立するコツを教えてください!
仕事と自分のスキルアップを両立するコツは、習慣化することだと思います。
例えば私の場合、スキマ時間や仕事が終わって家に帰ってきた時、参考書を1回ひらいてみるというルールを設けています。
あまり勉強に気乗りしない日であっても「せっかく参考書を開いたんだから少しだけ勉強するか〜」という気持ちになり、気付いたら没頭していて、あっという間に時間が経つことがよくあります。
また、試験日(ゴール)を決めて受験料を支払い、試験日までに必要な勉強時間や内容を計画したあとに勉強を始めるのもオススメです。すでにお金がかかっている分、いいプレッシャーになって勉強しようと行動にうつせるからです。
私も日商簿記検定の勉強を本格的に始める前に、あらかじめ試験を受ける日を決めて受験料を支払いました。
さらに、ヒトタスでは会社が定めている資格を取得すればお祝い金(インセンティブ)がもらえるので、お金がもらえることも勉強を頑張れるモチベーションの1つでした。
勉強したくなるような仕組みをつくっていたんですね。ところで、A.Sさんは配属先から何度か転籍の打診をされていましたが、このタイミングで転籍しようと決断した理由は何でしょうか?
正直、初めて転籍の声をかけていただいたとき、嬉しい気持ちはありつつも、まだ配属されて3か月とかだったので、今すぐ決断して転籍するのは早いかも……?と二の足を踏む自分がいました。
ただ、配属先が私にとって働きやすい職場環境だったので、転籍に対して前向きな気持ちがあったのは事実でした。改めて自分の考えを整理し、転籍するまでにヒトタスで挑戦したいことと、配属先で確認したいことを書き出しました。
転籍するまでにヒトタスで挑戦したいことは資格取得制度を活用し、日商簿記検定3級を取得すること。そして、配属先で確認したいことは、正社員になったあとの条件面や福利厚生でした。
営業担当の大束さんに自分の気持ちを正直に話したところ、配属先と私の橋渡し役として、率先して条件面や福利厚生などの擦り合わせをしてくれました。
そして擦り合わせが完了したこのタイミングで「転籍しよう」と決断することができました。
今回、どんなところが評価されて転籍に至ったと考えますか?
自発的に考えて行動している姿が評価されたのではないかと思います。
私の配属先は北海道と東京都に拠点があって、北海道にある事務所には事務員が複数名いるのですが、東京にある事務所は立ち上げフェーズということもあり、事務員は私一人です。
不明点があれば電話やLINEで気軽に聞ける環境があるので仕事に支障はありませんが、分からないことを全て聞くのは弁護士の先生や先輩事務員の手を止めてしまい、事務所全体の仕事が円滑に進まなくなってしまうので避けたいと思っていました。
そこで、不明点のなかで「事務所内で確認する必要があるもの」と「事務所内で確認する必要のないもの」に分け、仕事の進め方を自分なりに工夫しました。
例えば、「事務所内で確認する必要があるもの」の例は、依頼者様や相手方の弁護士に送る書類です。
同じ役割を持つ書類であっても、案件の性質によって記載内容がガラッと変わることがあります。また、1度送ってしまうと修正するのが難しく失敗しないようにする必要があるので、気になる点があれば必ず弁護士の先生や先輩事務員に確認しています。
一方で、「事務所内で確認する必要のないもの」の例は、銀行や法務局などに提出する書類です。
関係機関に提出する書類は、案件の性質に関係なくルールが定められているので、記載方法に不明点がある場合は、提出先に直接電話すれば正しい方法を教えてもらえます。
また、記載内容に不備があっても、修正して提出しなおせば問題なく取り扱ってくれるので、わざわざ事務所内で確認する必要はなく、自分から積極的に関係機関に質問して取り組むことを決めました。
たくさん質問したことで、自分のペースでどんどん知識を吸収することができ、今となっては書類の提出方法に迷う時間が少なくなり、自分だけで進められる仕事が増えたと実感しています。
これまでのことを振り返って、改めてヒトタスを選んで良かったことは何ですか?
まず、ヒトタスに入社していなければ、法律事務所の事務員になる選択肢も、自分がパラリーガルになることも無かったと思います。
そして、ヒトタスへ入社せずに配属先の面接を受けたとしても、事務職未経験だったので受からなかったと思います。ヒトタスに入社したからこそ今の配属先で働くことができ、こうして転籍のご縁をいただいたと思います。本当に感謝しています。
また、事務職としてのキャリア形成を促すような資格取得制度があったのも良かったです。
この制度があることで、学習意欲があがって実際に資格を取得することができたので、入社前にやりたいと思っていた「資格取得によるスキルアップ」が実現しました。
入社前に挑戦してみたかったことができて良かったですね!配属先の正社員になった今、どんなことを意識して業務に取り組んでいきたいですか?
引き続き現場で必要な法律の知識量を増やし、法律事務所の事務員として真摯に仕事と向き合っていきたいです。
また、現状に甘んじず、1回聞いたことを聞かないようにするにはどうすればいいか?無駄な時間を省くにはどうしたらいいのか?など、限られた時間で最大限のパフォーマンスを発揮できるように、これからも自分で考えながら業務を行っていきたいです。
≪特別企画!!≫A.Sさんの営業担当である大束さんに直撃インタビューしてみました♪
営業担当からみたA.Sさんとはどんな方ですか?
いい意味で感情の起伏が少なく、安定して目の前のお仕事に対してきちんと取り組める方だと思います。
自ら考えて動かなければならない環境下で、しっかりと配属先のオーダーに応えつつ、先を見据えて動けるところが本当に素晴らしいです。
そして、そのような状況を「嫌だな…」「面倒くさいな…」など、ネガティブに捉えているのではなく、「面白い」「すこし大変だけど自分のためになる」とポジティブに考えているのが、A.Sさんのすごいところだなと思います。
今回、A.Sさんが配属先から転籍を打診された理由は何だと思いますか?
実際に配属先の方からA.Sさんの働きぶりについて評価していただくことがあったのですが、その時は、A.Sさんの受け身ではなく自ら考えて行動できている姿勢が素晴らしいと評価されていました。
定期面談を通して、私もA.Sさんの仕事に対する積極性が転籍という話につながったんだろうなと感じます。
派遣社員というポジションだと、正社員の方からくる指示を待ってしまって、自分からすすんで業務を行うことをためらってしまう方もいると思うのですが、A.Sさんは今の自分にできることを考えて積極的に行動した結果、配属先の期待にこたえ続けられたのではないかと思いました。
編集後記
A.Sさん、大束さん、ありがとうございました!
ヒトタスでは、派遣スタッフの自己啓発や能力開発、キャリア形成を促進することを目的として、派遣スタッフの資格取得に対してインセンティブを支給する「資格取得制度」というものがあります。
「事務職としてのキャリア形成を応援してくれる会社で働きたい」
「資格取得制度を活用して、資格取得にチャレンジしたい」
このような方はぜひエントリーください!
皆さんの応募を心よりお待ちしております。