Staff Interview
S.S
入社半年で転籍オファーを受けたS.Sさんが事務職になって最初に苦労したこととは?
Profile
- 入社年
- 2024年10月に転籍
ヒトタスのメンバーがそれぞれの就業先で活躍することで、就業先から「直接雇用として転籍しませんか?」とオファーを受けることがあります。
「ヒトタスから派遣してもらわずに直接雇用したい!」と思っていただけたという意味でもあり、就業先での活躍を最大限に認められたといっても過言ではありません。
今回インタビューするS.Sさんも、先日就業先より転籍のオファーをいただきました。
入社時のインタビューで「仕事とプライベートに、ちゃんとメリハリをつけたい」と話していたS.Sさんは、就業後どのような働き方をして、どのようなキャリアビジョンを描いて転籍を決意したのでしょうか。
S.Sさんが「評価された点」や「未経験から事務職にチャレンジして最初に苦労したこと」などを伺いたいと思います。
自己紹介をお願いします
2024年2月にヒトタスへ入社したS.Sと申します。
ヒトタスへ入社する前は、マーケティングリサーチを行う企業で、商品の評価や広告の評価といったアンケートを作成して、マーケティングのサポートを行うディレクター業務に取り組んでいました。
ヒトタスに入社してからは、法律事務所のグループ会社(以下、A社とします)に就業して、法律相談の予約受付をするコールセンター部署で、サポート事務を実施していました。
私自身、コールセンター業務をすることはなかったのですが、業務内容についてもインタビュー中でお話できればと思います。
入社前の自分と比較してどんな成長を感じますか?
最も成長できたなと思う点は、視野が広がった点です。
コールセンターのオペレーターが快適に仕事をできるようなサポート事務をしているのですが、部署を統括するマネージャーの秘書のような業務をすることもあり、マネジメント目線・経営者目線が身についたと思います。
単純に依頼されたタスクを処理するのではなく、このタスクを依頼した背景や目的を踏まえてタスクを進めることで、業務の質・スピードがどちらも成長している感覚です。
たとえば「◯◯と◯◯のデータをまとめたリストが欲しい」と依頼されたとき、それらのデータをただ集めるのではなく、リストが欲しい理由から補足する情報を集めたり、不要な情報を削っておくといった工夫をしています。
一見して業務が増えているように見えるかもしれませんが、確認や差し戻しの工数が減るといった結果につながるんです。
どんな点が評価されて転籍に至ったと思いますか?
前職で身につけたスキルではあるのですが、マルチタスク能力ではないかと思います。
当初から「外部とのメール対応」「部署内のデータ・シートの整理」「面接や会議同席後の議事録作成」「コールセンターオペレーターのシフト作成」など、さまざまな業務を依頼いただきましたが、優先順位をつけて適切に対応できた点をご評価いただいたのではないかと思います。
転籍のオファーをいただいたときはどう思いましたか?
最初はヒトタスの鈴木社長から伝えられたのですが、突然のことで、喜ぶ前にまずは驚きが大きかったです。(笑)
周囲の人がそういう会話をしていたということもなく、一切前触れもなかったですし、私自身期待していたというか、狙っていたというわけでもないので…。
ですが、よく考えたらそれだけご評価いただいたということでもあるので、すごく嬉しかったです。
しかし、やはり戸惑いはありました。
戸惑いがある中で転籍を決めた理由を教えてください
前述の通り戸惑いもあり、オファーをお受けするか迷っていました。ヒトタスの前職では1年以内に転職していたので、ヒトタスではもっと長く働こうと思っていた矢先だったためです。
しかし前職は業務量が多く残業時間も長かったのですが、ヒトタスでA社へ就業してからは、残業時間が少なくなり仕事とプライベートのメリハリがあって自分の理想に近い働き方ができていました。
今の現場であれば、自分の時間も大切にできるだろうと思ったことと、A社でのキャリアを思い描いたところ、これからチャレンジしたいことがあったので、転籍のオファーを受ける決意をしました。
今後の意気込みやチャレンジしたいこととは何でしょうか
A社や部署全体でAIを活用できないか模索している動きがあるので、自分の仕事にも活用して、さらに効率化できないか模索してみたいです。
私の業務はあくまでサポート業務なのですが、ひとつのタスクで多くのオペレーターや同僚の助けになることがあります。
サポート事務の業務効率が、もしかすると全体の業務効率のボトムアップになるかもしれないので、とてもやり甲斐がありますよね。
これまでを振り返ってヒトタスに入社してよかったと思いますか?
よかったです!
研修や人間関係などさまざまな要素がありますが、何よりも私のニーズやキャリアビジョンを丁寧にヒアリングしてくれて、しっかりとマッチするA社へ派遣いただいたことがヒトタスを選んで良かった理由です。
また、入社してからも定期的にフォローアップの面談をしてくれたり、声をかけてくれたので、安心して働くことができました。
事務職未経験のS.Sさんが最初に苦戦したことはなんですか?
私の場合は日々固定の業務ではなく、周囲の業務が常に進行していく中で、不定期に依頼されるタスクに対応することでした。
また、オペレーター・マネージャー・部署外の方など、さまざまな方からの業務依頼があるため、誰も雛形を知らなかったり、初めて取り組むタスクであることも少なくありません。
最初は自分なりに調べたり探したりしていましたが、少しずつ周りの方に聞いてみたり、社内の相関図が見えてきたので他部署の方に質問したりすることで、対応できる業務の幅が広がったと思います。
過去のディレクター経験でのスキルは活かせましたか?
さきほどの話と重複しますが、マルチタスクというスキルは非常に事務職と相性が良いなと感じました。
ただ、マルチタスクはトレーニングに近い部分があり、無理がない程度であるもののキャパシティに余裕がない状態を経験する必要があると思います。
適性がなければ身につかないスキルではないのですが、努力や少しの忍耐力を求められるかもしれません。
もちろん、ただがむしゃらに仕事をするのではなく、いま抱えているタスクの優先順位をつけたり、無理をする前に区切りをつけるといった、メリハリを意識して取り組むことも重要です。
ヒトタスへの応募を検討している方向けにメッセージをお願いします
私自身、自分の将来に強い不安があって、今だから言えることですがドン底の状態でヒトタスに転職してきました。
少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、ヒトタスへ入社してから、以前の私を知っている知人に「最近すごく明るくなった」と言われたこともあります。(笑)
安心して働ける環境があるので、不安になりがちな人でも、是非安心して応募してほしいです。
たとえば転籍のオファーをいただいたときに、鈴木社長や営業担当の大束さんに相談したところ、ただお祝いしたり励ますのではなく「心配事があるなら敢えてオファーを受ける必要はないし、それで不利益になるようにもしない」と親身になってくれました。
ただの従業員と上司という立場でビジネスライクに相談を受けるのではなく、私が将来的に後悔しないような選択ができる、本当の意味でサポートになる言葉をかけてくれたことは今でも感謝しています。
≪★特別企画★≫ヒトタス事業本部 大束さんにS.Sさんのことについて聞いてみました♪
大束さんからみたS.Sさんはどんな方ですか?
頭の回転が速い方だなと感じます。
言語化能力ともいえるのですが、コミュニケーションをとっていて、こちらに物事を伝えてくれるときには既に内容の整理がされている印象です。
また、報連相が非常に丁寧でわかりやすく、頻度も適切です。ただやみくもに全てを共有するのではなく、内容に過不足なくちょうど知りたいことを迅速に共有してくれるので、多忙な現在の部署でも重宝されているはずだとわかります。
今回、転籍をオファーされた理由はなんだと思いますか?
S.Sさんが所属している部署内でのポジションは、A社様においても初めての取り組みであり、そこにS.Sさんがマッチし、A社様の期待に応えられた結果だと思います。
そして、そのポジションが「S.Sさんでないと務まらない」と思えるほどに評価していただけたことはすごいですし、転籍をオファーされたのは適切な結果なのではないでしょうか。
"他の人では代えが効かない人材"というのは、どんな環境でも活躍できるんだなと実感しました。
編集後記
S.Sさん、インタビューへご協力いただきありがとうございます。
実際、S.Sさんのポジションの業務は、やろうと思えば無限に仕事ができてしまうほどのタスクがあります。
しかし、優先順位をつけて自分のやりたいこととを天秤にかけ、周りの方が気持ちよく業務に励めるような調整能力・マルチタスク能力があるからこそ、今回のオファーに至ったのだなと感じました。
実はヒトタスの研修でも伝えている項目でもあり、これからも多くの方にこうしたスキルを身に着けていただきたいと考えています。
ヒトタスへの応募を迷われていましたら、こうした事例もお伝えできるので、是非ご応募ください。
皆さんとお会いできる日を楽しみにしています!